新春例会と因果応報
昨日は、新春例会を開催させていただきました。大勢のメンバーの皆様にご出席いただき誠にありがとうございました。時間は少し押しましたが、例会委員会が考えた緊張感のある挨拶の部分と和やかな委員会報告の部分はほぼイメージ通りにできていたのではないでしょうか。しかし、歴代の先輩方から新春の理事長挨拶は緊張するよと聞いてはおりましたが、正直朝からずっとお腹が痛い程の緊張感を体験させて頂きました。しっかりとお話したいことを頭に入れて臨んだつもりではありましたが、緊張で飛んだ箇所もあってきちんと伝わったかが心配です。上手く話すよりも気持ちを込めて話そうと思い臨んだのですが、2月の60周年ではその両方を満たすご挨拶をさせて頂けるようにしっかりと準備して臨みたいと思います。それにしても例会でメンバーの皆さんにお会いできるという事がこんなに嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになるという事は初めての経験で、今年理事長を務めさせて頂く事で感じさせてもらえる新たな感情に出会えて感謝しております。来賓の皆様のご挨拶も大変素晴らしいものでしたが、高島市長のご挨拶が非常に巧みながらも私たちに対するシンパシーや共にやろうというメッセージを強く感じるものでした。お話の中にあった行政でも民間でもないからこそできる事という部分の中に今後のJCの方向性のヒントの一つがあるのかもしれませんね。真鍋シニア会長からも拡大とマラソン実現の為の激励を頂きました。拡大については、深野委員長が新撰組?を意識した法被を作ってくる意気込みで、例会終了後も参加したメンバーに拡大協力を呼びかけていたのが印象的でした。委員会報告も各委員会とも初々しくも緊張気味の挨拶だったと思います。全員が揃っての登壇もあれば、委員会に比べて若干少なめで委員長のスピーチが弱気に感じる委員会もありました。中井監事の話にもありましたが100%をする事自体が目的ではありません。大事なのは委員長や副委員長スタッフがしっかりとメンバーと1年間メンバーと向き合って人間関係を密にする中で多くのメンバーが参加出来る環境を作るという事が大事です。私自身も委員長時代、委員会は毎回ほぼ全員が集まるのですが、例会の出席率が悪く、例会で他の委員会が賑わっているのを見てバツの悪い思いをした事を覚えています。これは、恐らく当時の私の例会に対する意識が低く、それがメンバーにも見透かされていたのかなと今でも大変反省しております。昨日、出席が低かった委員会は是非例会の意義や参加してもらう為のモチベーションを考えて頂き、私の様に後悔をしなくてよい1年にして欲しいものです。
自らの意識の低さの為に委員長時代に例会で肩身の狭い思いをした事の多かったというのは正に因果応報だと思います。昨日の新春例会ではもう一つ因果応報がありました。出席して頂いた皆様は見られたと思いますが、私は紋付袴を着て参加をさせて頂きました。これは、私に内緒で理事長チームが用意してくれたものです。通常の精神状態であれば嬉しいサプライズでありますが、挨拶の準備で全く余裕が無い状態では全くもって迷惑なものでした。何故これが因果応報かというと、2010年専務理事をした時に当時の大山理事長に同じように紋付袴を用意させて頂き、本人が怒っているにも関わらず大笑いをしたからです。その当時は、私たちなりに精一杯の愛情を持って贈ったのに何で怒るんだと思っておりましたが、自らがその立場になればその時の大山歴代の気持ちが良くわかりました(笑)。何故そのような事をしたかというと大山先輩が藤野歴代の常務理事を務めた2000年にも同じ事をしたらしく、藤野歴代からやるようにと指令を受けていたからです。例会当日は、全く以て迷惑だったのですが、一夜明けて落ち着いた心境になると凄くありがたかったと感謝をしております。これは先程の因果応報とは逆に愛を持って理事長に接して欲しいというチームに対する良い意味での因果応報という事で紹介させて頂きます。私のチームから理事長が出た時には、そのチームにしっかりと伝統を引き継ぎたいと思います。
最後になりますが、60周年の協力呼びかけの為に実行委員会の一員としてご登壇いただいた中間先輩、金子先輩ありがとうございました。50周年の時も長野文雄先輩や吉本先輩、濱本先輩を思い出しました。50周年から引き継いで来た想いが、確りと引き継がれている事を感じました。本番はまだですが、先輩方から引き継いだ想いが60周年実行委員会のメンバーに受け継がれた事を実感して、話の内容はそんなでものないのに大変感動をさせて頂きました。実行委員会の皆様、メンバーの皆様、60周年でご参加頂ける大勢の皆様の為に最大限の準備と最高のおもてなしをしましょう。